10月20日(オープン前の苦い思い出)

 サロンオープン前の苦い思い出ならたくさんあります。
 日本に帰国してすぐに、ある大きな会社の経営者の方にお会いする機会があって、事業計画書を見ていただいた後の唐突な「それであなたの強みというか武器は、何ですか?」という質問。そんなことを聞かれると思っていなかったし、第一私は、中国から帰国したばかりで、まだサロンをオープンしているわけではないので、実績もない。そんな状態で強みとか武器って言われても・・・・・。
 その後は、当たり前のことなのですが、とても厳しいお言葉をいただき、悔しさのあまり涙が出てきそうな状態。一緒に同行してくれた方が、気を使ってくれて、またその優しさの有り難さに涙が・・・・・。という状態の中、家に帰りました。
 頭の中は、すでに混乱状態だったのですが、なぜか「名前を売り、一歩一歩信頼を得なさい。それからだよ。」という内容(当たり前のことだけれども、あの時は、見えてなかった。)と「あ〜。結局は、自分の価値なんだから。もっともっと自分を磨いていかなければ。」という思いだけが強烈に頭の中に残りました。
 それから、オープンしてうすぐ、その方もサロンに来てくださいました。以前の苦い思い出もあり、少し緊張気味だったのですが、施術が終わると、「ここは、きっと自然に人が集まるようなお店になると思う。そんな気がするなあ。」と。これは、たぶん主観なんでしょうが、それでもオープンした後のこの一言は、とてもうれしかったし、その方がお祝いにくださった観葉植物を見るたびに、あの時のことを思い出し、「頑張らなきゃ。」という気持ちがわいてきます。
 悔しくて泣けるようなことがあるからこそ、うれしさや喜びがあるのでしょうか。一歩一歩前に進んでいきたいものです。

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